S様邸耐震改修工事 その3

ギャラリー


先日は基礎の耐震改修工事のご説明でしたが、今回は耐力壁や金物の工事のお話です。

建物は在来木造住宅で、接合部は羽子板ボルトや、カスガイ、釘で構成されており、耐力壁は外壁は木摺りモルタル、内壁のラスボードでした。東日本大震災で壁にひびが入りました。金物による補強や、耐力壁の追加が必要でした。

金物は、基礎と土台を引き寄せるアンカーボルトや、梁や土台と柱との接合にホールダウン金物や、筋交いの金物などで補強しました。柱を追加し、筋交いを入れ、外周は壁倍率がとれる構造用合板を、内部は石膏ボードを貼りました。